マカがストレスや副腎疲労に効果あり
マカは副腎疲労やストレスに効果があるとされています。副腎疲労とは、副腎の機能低下により、 疲労、倦怠感、無気力などの症状を発する疾患です。
ひどい場合は、その倦怠感や無気力感により、ほとんど何もする気が起きない状態が続きます。
副腎疲労の原因は長期間激しいストレスや緊張にさらされた結果、 副腎が極度に疲労し、本来副腎が作り出すべき様々なホルモンを、 正常に分泌できなくなることによって発症します。
マカはこの副腎疲労を癒やす効果があります。
マカでコルチゾール値が減少する
マカはコルチゾールを下げる効果があります。副腎疲労のストレス抵抗期には、 アドレナリンやコルチゾールといったストレス抵抗ホルモンを大量に分泌することでストレスに対抗しようとしますが、 この大量分泌が原因で副腎が疲弊し、機能しなくなってしまいます。
マカはこのコルチゾール分泌を鎮めてくれる効果があります。
コルチゾール減少の実験
バイオメディカルサイエンスの国際ジャーナル(IJBS)が発表した実験内容によると、 閉経後の女性に有機マカとプラセボを4ヶ月間投与したところ、 マカを投与されたグループでは、 副腎皮質刺激ホルモン(ACHT)、コルチゾールが著しく削減された、という発表しています。ストレスを和らげるが、狭義の副腎疲労への効果は不明
この結果から、マカはストレスを緩和する効果は高いと言えます。また、広義の副腎疲労におけるストレス抵抗期への効果も高いと言えます。
しかし、 完全に疲弊した副腎(狭義の副腎疲労)は、副腎皮質ホルモンを分泌できない状態のため、 完全に機能しなくなった副腎(疲労)に対しては、マカが効果があるかは不明です。
マカにはストレス抵抗成分が含まれる
マカにはロイシン、メチオニン、チロシンといった、 ストレス抵抗性を高めたり、不安や抑うつを緩和する成分が含まれています。マカに含まれる成分については、マカの疲労回復効果をご参照下さい。
そのため、マカは副腎疲労だけでなく、 他のホルモン分泌の不具合による不調、 ストレス解消にも効果があるとされています。
マカ以外に副腎疲労に役立つ天然ハーブ
マカ以外にも、副腎疲労やストレスを和らげる効果があると言われるいくつかの漢方があります。エゾウコギ
数種類のビタミン(B2,B3,B5,B6,B9,E)とミネラル(亜鉛、カルシウム)などを豊富に含有する他、 血糖値を下げるエレウテロシド、ダイエット効果のあるクロロゲン酸、血流を良くするイソフラキシジンなどが有効成分が入っています。
甘草
副腎のサポートに適していると言われる自然の漢方です。漢方ではもっとも基本的な薬草の一つで、 日本国内で発売されている漢方薬の約7割に用いられています。
ただし、大量に服用すると、 低カリウム血症、血圧上昇、浮腫などの副作用を発症することがあるため、 漢方医に処方してもらうのが良いでしょう。
イチョウ葉
イチョウ葉は、マカ同様、コルチゾールレベルを調節する作用があります。
副腎疲労やストレスによってコルチゾール分泌量が増えると、活性酸素が増え副腎を傷つけてしまい、 副腎の機能が低下していきますが、イチョウ葉はこの活性酸素を除去し、副腎を守る働きがあります。
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